日出づる国に訪れる夜明け

オンラインによるグローバル・ローンチの大成功と、2015年フランクフルト国際モーター・ショーにおける新型「ロールス・ロイス・ドーン」の発表に続き、ロールス・ロイス・モーター・カーズは日本において、世界で最も妥協を排したスーパー・ラグジュアリー・ドロップヘッドの正式受注の開始を発表しました。

「夜明け」を意味する「ドーン(Dawn)」。日本はアジア太平洋地域におけるその最大のマーケットとして期待されています。2015年夏、東京でお客様を限定した非公開の内覧会を行い、圧倒的な反響をいただきました。

 

「夜明けの直前が一番暗い」

 

ロールス・ロイスの新型「ドーン」は、スーパー・ラグジュアリーなフォーシーター・コンバーチブルにクールで現代的な解釈を加えたものです。比類なく、洗練された、社交性の高いスーパー・ラグジュアリーカーです。 あの有名なロールス・ロイス「シルバー・ドーン」からインスピレーションを受けています。この名が冠されているのは、1950年から1954年にかけて生産された、わずか28台の極めて特別なドロップヘッドのみです。

最も苦しい時、「夜明け(Dawn)の直前が一番暗い」というフレーズは希望を導く道標として心に響きわたります。 早朝の暗さには、ファントム(幻影)、ゴースト(幽霊)、レイス(霊)といった超自然的な存在が想像され不安が潜んでいますが、エネルギーに満ちた早朝の日光が降り注ぐと、新しい夜明けと新たな1日の持つ果てしない可能性が不安を一気に払拭します。

 

真の4シーター空間のための妥協を排したエンジニアリング

 

デザインに対するロールス・ロイスの信念が創り上げたこの車は、最高のクラフトマンシップの信頼の証と、「エフォートレス(無理のいらない)」というロールス・ロイスの哲学を併せ持ちながら、爽快なドライブ体験ももたらします。

「ロールス・ロイスでは、私たちは社交空間の役割をも果たす素晴らしい車の作り手でもあると自負しています。」とロールス・ロイスのデザイン・ディレクター、ジャイルズ・テイラーは述べています。 「ドーンのような車を、大人たった2人だけが快適に普段使いにするために作るという考えは受け入れ難いものです。 ドーンの製作にあたり、大人4人が快適かつ上質な乗り心地でスタイリッシュな旅をできるよう、一切の妥協を排しました。」

ロールス・ロイスの技術者は、ドーンのルーフに細心の注意を払いました。時速50キロまでなら走行中にも開閉が可能、かかる時間はわずか20秒です。また、ルーフを閉じればレイスと変わらない静寂がもたらされます。 ファブリック・ルーフの設計では、今日の世界で最も静かなコンバーチブル・カーを目指しました。 静けさがルーフのエンジニアリングの全ての側面で追求され、その延長として新型車の静寂さへとつながりました。 エンジニアリング・チームは、ルーフ・メカニズムで目指したことを表すフレーズまでも生み出しました。 「サイレント・バレー(音のない舞踏)」。

ルーフ・トップは優雅で美しく魅惑的なデザインです。コンバーチブル・カーとしては最大級のキャノピーで、ロールス・ロイス・ファントム・ドロップヘッド・クーペに次ぐ2番目のサイズです。

 

動く自動車の彫刻

 

新型「ロールス・ロイス・ドーン」は既存のモデルとは一線を画し、ボディパネル の80%がドーン専用の設計です。極めて現代的なこのスーパーラグジュアリーなフォーシーターのドロップヘッド は、ルーフを上げていても閉じていても美しい車を作るという明確な目的を達成するため、ロールス・ロイスのデザインに革命を起こしました。

ルーフを閉じるとドーンの魅惑的なラインが現れます。 サイドビューは、大きく倒れたウインドスクリーン、リアエンドまで流れるプレスライン、高い位置を走るベルトラインの造形がエフォートレスでダイナミックな印象を与えます。 上昇しながら流れるこのベルトラインはリアのパッセンジャーキャビンを包み込み、極上の快適空間を創りだします。

デッキエリアには現代のロールス・ロイスのクラフトマンシップの卓越性が表れています。 馬蹄形のリアキャビンをオープン・ポア仕上げのカナデル・パネリングが縁取ります。好みで選べるデッキのウッドはリアシートの間を「ウォーターフォール(滝)」が流れるように配され、オーナーや乗客を車内に迎えいれるかのごとく、キャビンを取り囲みながらインテリア・ドアパネルへと続きます。

 

エフォートレスなドライブを実現する緻密なテクノロジー

ロールス・ロイスのチームは、ソフトトップ・カーの技術に明らかな飛躍をもたらましたが、新型「ロールス・ロイス・ドーン」ではこの他にもいくつかのテーラーメイドの技術革新が実現されました。

コンバーチブル・モデルの設計で課題となるのは、軽量化を図りつつ、ボディ全体で高いレベルのねじり剛性を確保することです。 コンバーチブル・カーの大半で起こるスカットルシェイク(ねじれ振動)を最小限に抑え、安定した走りを保つには、ねじり剛性が不可欠です。

ボディ剛性と重量配分を考慮した、新開発のサスペンション・システムが、このオープントップカー特有の挙動を抑え、究極の快適な走りとロールス・ロイスの「魔法のじゅうたんの乗り心地」をお約束します。

大幅に更新されたマルチメディア・インターフェースとナビゲーションシステムからの情報が、新型の10.25インチ高解像度スクリーンに美しく映し出され、スピリット・オブ・エクスタシー・ロータリー・コントローラーが付いています。 このスピリット・オブ・エクスタシー・ロータリー・コントローラーには、指で日本語の文字が書けるタッチパッドが付いています。

フロント・バンパーに搭載したレーダーと、ウインドシールド中央上部のカメラのソフトウェアを一新しました。緊急時のフルブレーキに備えた対応を始めとする、レスポンス・タイムが一段と早くなりました。 万一、最悪の事態が起こった場合、ドーンはリア・ヘッドレスト背後に巧みに格納されたロールオーバー防止システムを瞬時に作動させます。

「ロールス・ロイス・ドーン」には、LED照明の最新技術も採用されています。 このライトの制御方法はアダプティブ・テクノロジーによって大きく進歩しました。

ハイビームからロービームへの自動切り替え式だったヘッドライトはグレア光をカットする革命的な新技術にとって変わられました。 夜間走行の安全性は、ヘッドアップ・ディスプレイと熱感知システムにより大幅に向上しました。

他のロールス・ロイス車同様、ドーンの脈打つ心臓部であり魂ともいえるのは、愛され続ける6.6リッターV12ターボエンジンを含むパワートレインであることは言うまでもありません。 GPSデータの利用により、車がドライバーの視界より先にあるものを感知できる8速サテライト・エイデッド ・オートマチック・トランスミッションとの組み合わせにより、ドーンのドライブ体験は他に類を見ないものになりました。